2020年6月26日(金)、東京宝塚劇場での公演再開についてアナウンスがありました。
東京宝塚劇場は、7月31日から星組「眩耀(げんよう)の谷」公演で再開となります。
宝塚大劇場での公演再開は既に発表済みで、7月17日(金)の花組公演から感染予防対策を取ったうえで再開されます。
詳しくはこちら。

今回、東京宝塚劇場で公演が再開したことにより、東西の宝塚劇場で公演が再開したことになります。
東京宝塚劇場での新型コロナウイルス感染症対策も、基本的に宝塚大劇場と同様です。
Contents
1.東京宝塚劇場は7月31日(金)・星組公演「眩耀(げんよう)の谷」から公演再開
新型コロナウイルス感染症の影響で公演中止となっていた東京宝塚劇場での公演は、7月31日(金)星組公演「眩耀(げんよう)の谷」から公演を再開します。
ただし、宝塚大劇場での公演と同様に、新型コロナウイルス感染症対策のため、色々な変更点があります。
変更点その壱:公演内容の変更
- 7月31日(金)~8月14日(金)までは1日1回(13時30分公演)のみの上演、8月15日(土)以降の2回公演実施日は、平日の開演時間を「11時開演」「15時30分開演」とする
- 幕間休憩を5分間延長し、35分間とする
- 出演者の密集状況を避けるため、舞台上での出演者数を調整する
- 客席を使った演出は当面の間取りやめ
- オーケストラ演奏は中止し録音演奏とする
再開後2週間は、宝塚大劇場と同様に、1日1回公演に限定されるみたいです。
また、出演者数の調整やオーケストラ生演奏の中止も宝塚大劇場と同様です。
生歌、生演奏ってのが宝塚の魅力だと思うので、いつか復活してくれると嬉しいです。
変更点その弐:チケット発売の変更
- 座席の間隔を前後左右1席ずつ空け、最前列の座席販売は中止する
- チケットは1人1枚まで、全て当日発券とする
- 各プレイガイドでのチケット発売は中止し、「宝塚歌劇Webチケットサービス」のみで販売
- 団体観劇は当面の間中止
- チケット代金の値上げ無し
座席は、ソーシャルディスタンスを確保するため、宝塚大劇場の花組公演と同様に格子状に設定されます。
う~ん。
濃い灰色になっているところは、販売されない座席です。
やっぱり、かなり座席数減りますよね。
従来は最大2,065人収容できたのに、なんと半分以下の約1,000人しか収容できなくなっています。
宝塚大劇場と同様に、チケットの争奪戦が大変なことになりそうです。
その他の変更も宝塚大劇場と同じで
- チケットは宝塚友の会優先で1人1枚までしか買えない
- 販売は「宝塚歌劇webチケットサービス」のみでプレイガイドでの発売はなし
- 団体観劇は当面の間中止
この辺りは影響大きいです。
特に団体観劇の中止は、今までクレジットカード会社枠でSS席を年4~5回は取っていたワタクシにとっては超痛い変更です。

しばらくのあいだは宝塚友の会がチケット販売の中心となるのですが、友会はここ4年ほど当選したことがないので、しばらくは観劇できない可能性が高そうです。
それでも応募はするけどね。
そのうち復活する(はず)のクレカ枠がやっぱり頼みです。
変更点その参:来場者へのお願い
- 劇場入り口にで体温検知を実施し、37.5度以上の場合は入場不可
- マスク着用必須
- 客席での飲食禁止
- エリアごとの規制退場実施
- 楽屋入待ち、出待ち禁止
- ブランケット、オペラグラス貸し出しの中止
このあたりの対応も宝塚大劇場と同様です。
体温測定や熱がある人の入場拒否は色々な施設で実施しているので当然の取り扱いだと思います。
星組「眩耀の谷」チケットの販売方法について
【公演期間】
2020年7月31日(金)〜9月20日(日)
【販売席種】
- SS席:12,500円
- S席 :9,500円
- A席:5,500円
- B席:3,500円
【宝塚友の会会員先行販売】
- 7月13日(月)から座席間隔を1席空けて販売
- 座席枚数が大幅に減少するため、「宝塚友の会会員先行販売」を中心に販売
【宝塚歌劇Webチケットサービス一般販売】
- 販売状況は、販売開始後に「宝塚歌劇webチケットサービス」にて直接確認
- 「宝塚友の会会員先行販売」を中心に販売するため、取扱数が非常に少ない可能性あり
- プレイガイド、電話、劇場窓口での販売無し
- 当日券の発売なし
星組公演「眩耀の谷」のチケット発売について、詳しくはこちら。
2.当初予定してた2020年7月以降の公演は全て中止
宝塚歌劇の再開にあたり、2020年の公演予定はすべて見直しとなります。
東京宝塚劇場の公演では、
【東京宝塚劇場公演】
7/1~7/26 | 月組 WELCOME TO TAKARAZUKA |
7/31~8/30 | 宙組 アナスタシア |
9/4~10/11 | 雪組 fff |
10/16~11/22 | 星組 ロミオとジュリエット |
11/27~12/27 | 花組 アウグストゥス |
の5公演が中止となりました。
中止となった公演の代わりに、2020年内に
- 花組「はいからさんが通る」
- 月組「WELCOME TO TAKARAZUKA」
が予定されていますが、詳細は未定です。
中止となったチケットの払い戻しについては、こちらを参照してください。
【2020年7月22日追記】
2020年宝塚歌劇の公演スケジュールが発表になりました!

まとめ:東京宝塚劇場が7月31日(金)・星組「眩耀の谷」から公演再開!
2020年6月26日(金)、東京宝塚劇場の再開についてアナウンスがありました。
宝塚大劇場については、先行して6月15日(月)に再開が発表されているので、やっと東西の宝塚劇場が再開することになります。

再開に当たり、東京宝塚劇場でも新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐ対策が取られています。
内容は宝塚大劇場と同様ですが、やっぱり影響が大きいのは「座席数の大幅減」だと思います。
「座席の間隔を前後左右1席ずつ空ける」ため、従来2,065人収容できた大劇には、なんと半分以下の約1,000人しか収容できなくなっています。
公演数が減っていることと合わせると、これはチケット争奪戦が大変なことになりそうです。
そして、チケットは宝塚友の会優先で販売され、一般のプレイガイドの発売は中止となります。
貸切公演も当分の間中止となるため、私が得意だった「クレジットカード会社貸切公演でSS席を取る」作戦も当分の間使えません。
なので、宝塚の公演を観たい場合は、ほぼ強制的に宝塚友の会に加入する必要があるってことです。
まあ、友会に入ったところでチケットが取れる確率はかなり低いのですが、入らないと確率0%です。
なので、お布施だと思っておとなしく友会には加入しておきましょう。
宝塚友の会については、こちらにまとめてあります。

という訳で、宝塚大劇場、東京宝塚劇場の再開日が具体的に決まり、やっと生観劇ができる環境になりました。
とはいえ、座席数の半減、公演数の制限の影響はとても大きいので、チケットは従来よりさらに取りにくくなっていると思います。
私も宝塚友の会で応募しますが、かなり無理めな感じ。
早く「クレジットカード会社貸切公演」が復活するのを祈るばかりです。
宝塚のチケットの取り方についてはこちら


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