2019年に開催される第101回全国高等学校野球選手権大会は、8月6日(火)から14日間の予定で開催されます。
試合が行われるのは、もちろん兵庫県西宮市にある阪神甲子園球場です。
甲子園で開催される高校野球は、出場校が多く、日程も2週間以上という長丁場です。
当然、大雨や台風の接近による試合中止も十分考えられます。
そして、甲子園で開催される高校野球の場合、雨天中止時のチケットの払い戻しなどがちょっと複雑です。
プロ野球と違って、
- 一日に数試合開催される
- 「通し券」と「単日券」という2種類のチケットがある
この2点があるので、「雨天中止=チケット払い戻し」という単純な図式にはなりません。
今回は、甲子園で開催される高校野球の「雨天中止時のチケット払い戻し」と、「中止分のチケット再販売」についてまとめてみます。
【2019年8月14日追記】
8月15日(木)の試合は、台風の影響で全て中止となりました。
振替チケットは8月16日(金)10時から発売されます。
詳しくはこちら。

Contents
2019年(令和元年)甲子園・高校野球のチケット払い戻し
甲子園で開催される高校野球のチケットには、通し券と単日券があります。
雨天中止などによって払い戻しがあるのは単日券のみです。
【前売り通し券】
高校野球の開催期間中に観戦ができるチケットのセットです。
「大会第〇日目」と印字されたチケットが、第1日~第14日の14枚に予備券を加えた計18枚セットで販売されています。
日付指定ではなく、「大会〇日目」に使用できるのが特徴で、雨天中止などがあってもチケットの払い戻しはありません。
このため、第1試合が成立しなかった場合、該当チケットは翌日以降にスライドで利用できます。
第1試合が成立した後に雨天中止となった場合は、予備券を利用することになります。
【前売り単日券・当日券】
日付指定で利用できるチケットで、チケットに印字された日のみ観戦できます。
指定日の第1試合が成立しなかった場合、該当チケットは払い戻し対象となります。
例えば、8月12日指定の単日券は、何がっあても8月12日しか利用できません。
8月12日の試合が雨天中止となった場合は払い戻し対応となります。
2019年(令和元年)甲子園・高校野球が雨天中止となった場合のチケット再発売
甲子園で開催される高校野球が雨天中止となった場合、単日券は払い戻しとなります。
そして、中止となった試合分のチケットが、後日再発売されます。
雨天中止となった試合のチケット再販は、中止が決まった後に概要が発表されます。
実際に中止決定されないと詳細は分からないため、チケットの再販売時期や方法を予想するには、過去のチケット再販売状況が参考になります。
2018年は雨天中止がなかったので、直近の雨天中止試合となった2017年8月15日(火)の様子を振り返ってみます。
【2017年8月15日(火)中止試合のチケット発売状況】
2017年8月15日(火)の試合は悪天候のためすべて中止となり、チケットは払い戻しとなりました。
そして、中止となった試合の代わりとして、8月20日(日)のチケットが再販売されています。
- 試合中止日:2017年8月15日(火)
- 試合振替日:2017年8月20日(日)
- ぴあアラート:2017年8月16日(水)8:48通知
- チケット販売日:2017年8月17日(木)10:00~
中止の翌日にぴあのアラートが届き、中止二日後にチケット再販売となっています。
やっぱりチケットぴあのアラートは役立つので、ぜひ登録しておいてください。

まとめ:2019年(令和元年)夏の甲子園・高校野球が雨天中止となった場合のチケット払い戻しと再販売まとめ
2019年に開催される第101回全国高等学校野球選手権大会は、8月6日(火)から14日間の予定で開催されます。
2週間以上という長丁場で開催される大会のため、大雨や台風の接近による試合中止も十分考えられます。
2018年は幸いにも雨天中止がありませんでしたが、通常は1~2日程度の雨天中止があってもおかしくありません。
雨天中止となった試合のチケット(単日券)は払い戻し対応となり、後日チケットの再販売が実施されます。
ですが、この再販売は中止後の比較的早い時期に実施されるため、「いつのまにかチケット販売が終わってた」なんてことが普通にありえます。
また、再販売されるチケットは、基本的に準々決勝が含まれます。
どういうことかというと、例えば開催期間中のどこか1日で雨天中止があったとします。
すると、準々決勝が開催される予定だった8月17日(土)は3回戦となり、チケットが再販売される8月19日(日)が順々決勝となります。
これが実現すると
- 好試合が多い準々決勝
- 日曜日
という人気要素が重なるため、チケット争奪戦は大変なことになります。
準々決勝は、高校野球で一番面白い日程と言われています。
ここまで勝ち上がったベスト8の競合がすべて観れるので、ある意味その大会の話題が集約している日程です。
個人的にも準々決勝はとても面白いと思うので、都合があればぜひ観戦してみてください。
チケットの取り方については、7月23日(火)に実施された「前売り単日券」販売の様子が参考になります。
チャレンジする場合は、こちらをよく読んで勉強しておいてください。

【2019年8月14日追記】
2019年8月14日、台風10号の影響により、大会10日目となる8月15日(木)のすべて試合が中止となりました。
このため、日程が次のように変更となっています。
- 8月16日(金):第10日 3回戦4試合
- 8月17日(土):第11日 3回戦4試合
- 8月18日(日):第12日 準々決勝
- 8月19日(月):休養日
- 8月20日(火):第13日 準決勝
- 8月21日(水):休養日
- 8月22日(木):第14日 決勝
振替チケットは8月16日(金)10時から発売されます。
詳しくはこちら。

- 甲子園で開催される高校野球は、単日券のみが払い戻し対象です。
- 試合中止・払い戻しとなった場合、後日チケットの再発売が実施されます。
- 再発売されるチケットは準々決勝を含むため、かなりの競争率となります。
入手困難なチケットの取り方、裏技はこちら


今時点の天気予報を見る限り、警報解除は16日の未明になりそうです。中途半端に16日に試合を行うことにすると、警報が出ているのに並ぶ人が多数出て高野連が猛批判を受けることになります。なので、16日も中止と読んでいます。
となると、18日と19日の単日前売り券は17日に売るしかないので大争奪戦は必至かと思います。
18日のチケットは、16日に発売みたいです。
※予想あたり
あと、高野連はそんな気が利いたこと考えないと思います。
台風の動きと雨雲予想、大会本部のこれまでの試合の組み方から今後のスケジュール考えてみました。
15日はまず4試合中止でしょう。16日も午前中はグランドコンディション不良で午後から2試合こなすのがやっと。17日3試合、18日3試合と3回戦を3日に分かて行う気がします。
となると、19日準々決勝、21日準決勝、22日決勝。
連券抽選、単日前売りに続いてチケット争奪第3戦がやってきそうですね。
8月15日中止となりましたね。
現状では、
8月16日(金):第10日3回戦4試合
8月17日(土):第11日3回戦4試合
8月18日(日):第12日準々決勝
8月20日(火):第13日準決勝
8月22日(木):決勝
というスケジュールです。
8月16日が無事に行われるかはちょっと微妙ですね。