2019年のプロ野球日本シリーズは2019年10月19日(土)から開催される予定です。
現時点で出場チームは決まっていませんが、第1戦、第2戦はパ・リーグチームの本拠地での開催となります。
日本シリーズのチケットは、メインプレイガイドのローソンチケットが非常に強いという傾向があります。
また、チケット発売時点では出場チームが決定していない等、公式戦と違う点も多くあります。
2019年8月29日時点では、日本シリーズのチケット発売概要が発表になっていません。
ですが、ここ数年の傾向から、2019年日本シリーズチケットを自力で取る方法をまとめてみようと思います。
【2019年10月4日追記】
2019年プロ野球日本シリーズのチケット発売概要が発表になりました!

Contents
2019年プロ野球日本シリーズ開催概要
試合日程
2019年の日本シリーズは10月19日(土)から始まり、開幕戦はパ・リーグの本拠地で開催されます。
セ・リーグ、パ・リーグどちらの本拠地から開催されるかは、順番で決まっています。
2018年はセ・リーグの本拠地で開幕したので、今年はパ・リーグの順番ってことです。
- 10月19日(土) [第1戦] パ・リーグ出場チーム本拠地球場
- 10月20日(日) [第2戦] パ・リーグ出場チーム本拠地球場
- 10月22日(火) [第3戦] セ・リーグ出場チーム本拠地球場
- 10月23日(水) [第4戦] セ・リーグ出場チーム本拠地球場
- 10月24日(木) [第5戦] セ・リーグ出場チーム本拠地球場
- 10月26日(土) [第6戦] パ・リーグ出場チーム本拠地球場
- 10月27日(日) [第7戦] パ・リーグ出場チーム本拠地球場
日本シリーズ日程の特徴
1.第5戦以降は開催されない可能性がある
日本シリーズは、先に4勝したほうが優勝となり、優勝が決まるとその後の試合は開催されません。
なので、あるチームが4連勝してしまうとその時点で優勝が決まり、第5戦以降がない可能性があります。
いちおう、第7戦までのチケットが発売されますが、後になるほど開催がないリスクが高まります。
半面、もしシリーズがもつれると、第7戦は「勝ったチームが優勝」という盛り上がる試合になります。
ちなみに、開催されなかった試合のチケットは払い戻し対応となります。
2・雨天中止試合のチケットはスライド利用
日本シリーズのチケットは、雨天中止による払い戻しが原則ありません。
雨天中止となった試合のチケットは、翌日以降の試合で利用できる「スライド方式」です。
なので、日曜日観戦のつもりで買ったチケットが、月曜日観戦になる可能性が十分にあります。
ここが公式戦との大きな違いですね。
プロ野球日本シリーズ・チケット販売の特徴
チケット発売時点で対戦チームが決定していない
日本シリーズのチケットは、出場チームが決定する前に先行抽選が実施されます。
CSのファーストステージ結果決定前に発売開始となるので、両リーグの1位から3位までのチームが出場したケースのチケットが発売されるんです。
つまり、6つのチーム=6つの球場で日本シリーズが開催されたらという前提でチケットの先行抽選申し込みが始まります。
ちなみに、CSで負けてしまったチームのチケットは、敗戦が確定した日時により「申し込みが無効になる」か、「一度決済後に払い戻し」対応となります。
メインプレイガイドのローソンチケットが非常に強い
日本シリーズやオールスターゲームなど、日本プロ野球機構が主催する試合については、ローソンチケットが非常に強い傾向があります。
取り扱うチケットの枚数や席種など、すべての面でローチケ一強です。
なので、日本シリーズやオールスターゲームのチケットを取ろうとした場合、ローソンチケットでの申し込みは必須です。
特に、ローソンチケットの有料会員枠となる「エルアンコール会員枠」と「ローチケHMVプレミアム枠」は利用できるようにしましょう。


先行販売はコンビニの冠がつく
日本シリーズやオールスターゲームのチケットは、おおむね次のようなスケジュールで先行抽選販売が実施されます。
1.ローソンチケット有料会員先行
・エルアンコール会員、ローチケHMVプレミアム会員など
2.ローソンチケット無料会員先行
3.先行抽選販売(コンビニ冠)
・ローソン先行
・ファミリーマート先行
4.一般発売
・ローソンチケット
・チケットぴあ
・イープラス
2019年の日本シリーズチケット発売概要について、詳しくはこちら。

「3.先行抽選販売」は、コンビニの冠が付きますが、実際は
- ローソン先行=ローチケ
- ファミリーマート先行=チケットぴあ、イープラス
が取り扱っています。
ここでの注意点は「3.先行抽選販売ではプレイガイドの有料会員のご利益がない」という点です。
各プレイガイドには有料会員制度が設定されていて、会員になっているとチケットの購入時に当選確率が上がったりします。
チケットぴあの場合は「ぴあプレミアム会員」、ローソンチケットは「エルアンコール会員、ローチケHMVプレミアム会員」、イープラスは「セゾンカード枠」です。

こららの有料会員になっていると、普通は当選確率が上がったりするメリットがあるのですが、残念ながら日本シリーズについてはご利益が全くありません。
なぜなら、あくまで「コンビニ冠のチケットを、たまたま各プレイガイドが販売している」というスタンスだからです。
なので、日本シリーズやオールスターゲームの先行抽選については、有料会員になっていてもメリットが全くありません。
ただしイープラスだけは例外で、別途「セゾンカード枠」という申し込み枠がこっそり準備されることがあります。
このセゾンカード枠はチケットの販売要綱に記載がない「穴場的なチケット販売窓口」になるので、当選確率が高いのが特徴です。
実際に、2018年の日本シリーズでもセゾンカード枠が設定されています。

一般販売はコンビニ店頭で購入できない
日本シリーズやオールスターゲームのチケットは、発売初日にコンビニで購入することができません。
2日目以降であればコンビニでも購入できますが、チケットは即日完売なので2日目にチケットを買うなんでできません。
高校野球やカープの一般発売の場合、コンビニの店頭端末を利用してチケットを購入することができます。
コンビニ店頭端末は、あらかじめ操作を練習して先頭を確保しておけば、かなりの確率でチケットを取ることができます。
一方、WEBからの購入は混雑して全くつながらないので、一般人にはほぼ「無理ゲー」です。
つまり、日本シリーズやオールスターゲームのチケットは一般販売ではまず取れない=先行抽選が非常に重要ということになります。
2018年プロ野球日本シリーズのチケット販売スケジュールを振り返る
まずは、2018年の日本シリーズ販売スケジュールを振り返ってみます。
おそらく2019年についても、ほぼ同様の販売スケジュールになる可能性が高いです。
【チケット発売概要発表】
2018年10月11日(木)
【ローソンチケット先行抽選(有料会員枠)】
◆エルアンコール会員
2018年10月16日10:00~10月18日(木)
◆ローチケHMVプレミアム会員
設定なし
【ローソンチケット先行抽選(無料会員枠)】
2018年10月16日10:00~10月18日(木)
【先行抽選(ローソン、ファミリーマート)】
2018年10月17日(水)~10月20日(土)
【一般販売】
2018年10月25日(木)10:00 ~
2019年プロ野球日本シリーズのチケットを取る方法
2019年の日本シリーズチケットを取る方法を考える際には、やっぱり前年の様子が参考になります。
こちらに、多くの方の協力をいただいた2018年日本シリーズチケットのアンケートまとめがあります。
非常に参考になるデータだと思うので、ぜひ目を通してみてください。

チケットが取りやすい試合、取りにくい試合があるので注意
日本シリーズのチケットは、基本的にかなりの競争率になるのですが、日程や出場チーム、球場のキャパによっては、「比較的取りやすい試合」があります。
例えば、平日のヤフオクドームの試合などは、
- 平日で試合観戦できる人が限られること
- ソフトバンクが強くてファンが慣れていること
- 球場の収容人数が多い事
などから、比較的チケットが取りやすくなります。
このような日程に複数名義で申し込むと、「チケットが余った」と困ることになります。
当然、このような日程のチケットは引き取り手も少ないので、結果的にムダになる可能性も高まります。
なので、どの日程にどれだけ申し込むかは冷静な判断が必要です。
ローソンチケット有料会員枠はやっぱり最有力
日本プロ野球機構が取り扱う日本シリーズやオールスターゲームのチケットは、ローソンチケットがかなり優遇されています。
フィールドシートのようなプレミアム席を取り扱うのもローソンチケットのみだったりするので、ローソンチケットは必ず利用できるようにしましょう。
中でも、ローソンチケットの有料会員枠は一般枠より優遇されるのでおすすめです。
ローソンチケットの有料会員枠は2種類あるのですが、どちらを利用するかは悩みどころです。
1.エルアンコール会員
- クレジットカード「エルアンコールカード」の作成が必要
- 年会費:1,500円/年(税別)
- エルアンコール会員だけが申込めるLE会員限定先行がある
- プレリク抽選先行(一般抽選)の当選確率は通常会員と同じ
- 2018年日本シリーズでも設定あり
- 2019年オールスターゲームではあまりご利益がなかった
2.ローチケHMVプレミアム会員
- クレジットカードの必要なし
- 月額500円または年額一括4,980円(携帯払い可能)
- プレリク抽選先行(一般抽選)の当選確率が自動的にアップ
- 2018年日本シリーズでは設定がなかった
- 2019年オールスターゲームでは非常に当選確率が高かった
この2つの有料会員は、料金体系やクレジットカード作成が必要かなど、微妙に要件が異なります。
さらに、当選確率やそもそも日本シリーズで枠が設定されるかどうかも違います。
2019年のオールスターゲームでは、ローチケHMVプレミアム枠が非常に強かったという結果が出ています。
なので、日本シリーズでも、ローチケHMVプレミアム枠が設定された場合は、利用が必須だと思います。
2019年オールスターゲームのアンケート結果と考察はこちら。

セゾンカード枠は設定されるのか?
こちらも非常に気になる「セゾンカード枠の設定」の有無です。
2018年はオールスターゲーム、日本シリーズ共にセゾンカード枠の設定がありました。
セゾンカード枠は、日本シリーズの公式サイトに記載が一切ないので、知る人ぞ知る穴場的な販売窓口になります。
私も、セゾンカード枠に何度も救われているので、設定されれば超おすすめです。
ですが、残念ながら2019年のオールスターゲームではセゾンカード枠の設定がありませんでした。
もしかしたら、今年の日本シリーズではセゾンカード枠の設定がない可能性もありますが、できればあらかじめ利用できる環境を整えておくことをおすすめします。
セゾンカード枠の利用には、対象となるセゾンカードが必要です。
年会費無料のカードであれば負担もないし、仮に日本シリーズで設定がなくても、東京ドーム巨人戦のチケットが非常に取りやすくなります。
なので、ぜひセゾンカードをあらかじめ作っておきましょう。
おすすめは、年会費永年無料の「セゾンカードインターナショナル」と、年一回の利用で年会費無料になる「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード 」の2枚持ちです。
余裕があれば、「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」の作成も検討してください。

一般発売でチケットは取れる?
ここ数年の傾向から予想すると、日本シリーズのチケットは、コンビニ店頭端末で発売されません。
発売があっても、販売開始2日目以降なので、当然売り切れてる状態です。
なので、発売初日はWEBからチャレンジすることになるのですが、これは一般人にはほぼ無理です。
日本シリーズのチケットについては、「先行販売でほぼ勝負あり」と考えておきましょう。
見切れ席ってどんな席?チケットの再販、放流はある?
日本シリーズのチケットは、球場によっては「見切れ席」というチケットが販売されます。
見切れ席とは、球場の構造上展望が悪い席で、要は「訳あり席」です。
見切れ席が発売される場合は、一般発売の数日後に告知されます。
こちらも即完売になることが多いので、あまりあてにせず「取れたらラッキー」くらいに考えておきましょう。
また、チケットの再販売、放流はある程度はあると思いますが、こちらもあてにしてはダメです。
日本シリーズの場合、一般発売から試合開始までの期間が短い事、そもそもチケットが欲しい人が多いことから、再販チケットを取るのはとても厳しいです。
やっぱり、先行抽選の時点でチケットを確保できるように全力を注ぐのが正解だと思います。
2019年の見切れ席、チケット再販については、こちらにまとめてあります。

まとめ:2019日本シリーズのチケットは先行抽選で買うのがポイント!傾向と対策を考えてみる
2019年のプロ野球日本シリーズは、2019年10月19日(土)から開催されます。
日本シリーズは、プロ野球のシーズンを締めくくる試合なので、毎年かなりの人気があります。
昨年の広島東洋カープ対ソフトバンクホークスの試合も、かなりのチケット競争率となりました。

今年も、出場するチームや日程によっては、チケット争奪戦が大変なことになります。
チケットの取り方については色々とまとめたのですが、ポイントは次の3点です。
- とにかく先行抽選の時点でチケットが取れるよう全力で応募する
- ローソンチケットの有料会員枠は必ず利用する
- セゾンカード枠の設定に備えて、あらかじめ対象カードを作っておく
1.とにかく先行抽選の時点でチケットが取れるよう全力で応募する
一般販売や見切れ席、再販チケットでは、よほど運が良くないとチケット取れません。
しかも、試合直前までチケットがないのは精神的にもよろしくないので、とにかく先行抽選に全力で応募しましょう。
応募の際には、一緒に行ってくれそうな家族などに協力を依頼して、できるかぎり多くの申し込みをしておくのがおすすめです。
ただし、日程によっては、「そこまで競争率が高くない日程や席種」があるので、このあたりは慎重に考えましょう。
2.ローソンチケットの有料会員枠は必ず利用する
ローソンチケットの有料会員枠には、エルアンコール会員とローチケHMVプレミアム会員があります。
チケットの発売概要が発表にならないと、どちらの枠が設定されるかわかりませんが、エルアンコール会員には早めに加入したほうがいいと思います。
エルアンコール会員になるためには、クレジットカードの「エルアンコールカード」が必要です。
クレジットカードの作成には時間がかかるのですが、オールスターゲームの場合、チケット発売概要から抽選申し込みまで時間が短めです。
2019年の場合、10月11日にチケット概要発表、エルアンコール会員申し込みが10月16日からなので、クレジットカードの作成が間に合わない可能性が高いです。
なので、余裕があるうちに、エルアンコールカードを作っておきましょう。
エルアンコールカードは年会費1,500円が必要ですが、野球ファンであれば持っておいて損はないクレジットカードです。

ローチケHMVプレミアム会員については、月額500円コースにいつでも加入できるので、概要発表後でもOKです。
チケット申し込み時に加入して、発表後に解約すれば1か月分500円でいけるので、コストパフォーマンスも抜群です。

3.セゾンカード枠の設定に備えて、あらかじめ対象カードを作っておく
2019年のオールスターゲームでセゾンカード枠の設定がなかったのが不安材料ですが、こちらも外せないと思います。
私も、2018年のオールスターゲームでは、ローソンチケット有料会員枠が全外れで落ち込んでいたところを、セゾンカード枠に救われています。
おすすめは、年会費永年無料の「セゾンカードインターナショナル」と、年一回の利用で年会費無料になる「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード 」の2枚持ちです。
余裕があれば、「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」の作成も検討してください。
セゾンカードは複数保有しておくと、家族にお願いして複数応募ができます。
私も複数枚保有しているので、こちらもぜひ検討してみてください。

ちなみに、日本シリーズの前に開催されるクライマックスシリーズ(CS)の場合、ホームチームがチケット販売を手掛けるので全く状況が違います。
CSのチケットの取り方については、こちらに詳しくまとめてあるので参考にしてみてください。


以上が、おすすめの2019年プロ野球日本シリーズのチケット確保戦略です。
ぜひ、自力で日本シリーズのチケットを確保してスタジアムで応援しましょう!!
【2019年10月4日追記】
2019年プロ野球日本シリーズのチケット発売概要が発表になりました!



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