超人気公演でチケット確保が困難なフィギュアスケートのチケット。
2018年は、
- 平成30年11月9日(金)からNHK杯フィギュアスケート
- 平成30年12月20日(木)から全日本フィギュアスケート選手権
が開催されます。
おそらく、今年もチケット確保は超激戦が予想されます。
フィギュアスケートのチケットを自力で取ろうとした場合、重要なポイントが3つあります。
- チケット取扱いプレイガイドと特徴
- 公式チケットトレードシステム
- チケットの再販売(戻りチケット、放流チケット)
それぞれのポイントについてまとめてみますので、参考にしてください
フィギュアスケート・チケットの取り方については「こちら」に大会別の情報をまとめてあります。
Contents
フィギュアスケートのチケットを取り扱うプレイガイドは、「チケットぴあ」と「ローソンチケット」です
NHK杯国際フィギュアスケート競技大会、全日本フィギュアスケート選手権大会のチケットを取り扱うのは、「チケットぴあ」と「ローソンチケット」です。
以前はイープラスやCNプレイガイドで取り扱っていたこともありますが、現在では原則この2つのプレイガイドのみです。
去年の全日本フィギュア3次販売はキョードー東京が取り扱いましたが、これはちょっと例外。
通常は、プレイガイドで1次販売から3次販売まで合計3回チケットが販売されます。
傾向としては
- 1次販売:抽選方式
- 2次販売:抽選方式
- 3次販売:先着方式
となることが多いです。
1次販売、2次販売で発売されるチケットを取ろうとしたらどうすればいい?
1次販売、2次販売のチケットは、抽選方式で発売されます。
プレイガイドの抽選方式というと、思いつくのが有料会員になると当選確率が上がるってやつです。
チケットぴあなら「ぴあプレミアム会員」、ローソンチケットなら「エルアンコール会員」ですね。
なんですが、フィギュアスケートのチケットの場合、プレイガイド有料会員の優先枠は設定されません。
なので、ぴあプレミアム会員になるためにぴあカードを作ったり、エルアンコール会員になるためにエルアンコールカードを作っても当選確率に何の影響もありません。
これが、フィギュアスケートのチケットが取りにくい一つの原因です。
良くも悪くも、条件が平等なんですね。
チケットぴあ、ローソンチケットの有料会員について、詳しくはこちら


フィギュアスケートのチケットを取る場合は、応募数を増やす必要があります
フィギュアスケートのチケットを1次販売、2次販売で取ろうとした場合、結局は力勝負、つまりどれだけ多く応募できるかがポイントです。
自分名義で応募するのはもちろん、家族など一緒に行ってくれそうな人にお願いして、できる限り応募する必要があります。
その際、便利なのがエポスカード。
フィギュアスケートのチケットを申し込む際、クレジットカード支払い限定となるケースがほとんどです。
チケットをクレジットカード支払いで購入する場合、基本的にはチケット申し込み名義とクレジットカード名義が同じである必要があります。
ですが、エポスカードだけはチケット申し込み名義とクレジットカード名義が違っていても処理がとおります。
ですので、家族にお願いして家族名義で応募、支払いは自分のクレジットカードという技が使えます。
エポスカードは年会費も無料で新規作成時はポイントがもらえることもあります。
また、抽選方式のチケット当選がいち早く分かるというメリットもあるので、フィギュアスケートファンはエポスカードを持っておくことをおすすめします。
特に、取扱いプレイガイドが「チケットぴあ」のみとなった場合、家族名義アカウントで使用できるクレジットカードはエポスカードしかありませんので、必須のカードだと思います。
エポスカードの特徴について、詳しくはこちら

希望順位、枚数など、申し込み方法を工夫しよう
チケットぴあ、ローソンチケットの1次販売、2次販売では、希望席種を選んで申し込むことができます。
抽選方式のチケットを申し込む場合、ちょっとしたコツがあります。
- 希望枠いっぱいに申し込む
- 第1希望枠には「競争率が高い席種」を申し込む
- 一番最後の希望枠には「最悪ここでもいい席種」を申し込む
です。
もちろん、「このほうがちょっとだけ当選確率が高くなる(かもしれない)」というレベルのものですが、参考にしてみてください。
希望順位の考えかたについて、詳しくはこちら

3次販売は先着方式が多い
抽選方式を採用する1次、2次販売と違い、3次販売は先着方式となることが多いです。
2017年の3次販売担当は、
- NHK杯フィギュア:ローソンチケット
- グランプリファイナル:チケットぴあ
- 全日本フィギュア:キョードー東京
が販売しています。
キョードー東京は例外として、普通は1次販売、2次販売を担当するチケットぴあかローソンチケットのうち、どちらかが担当します。
3次販売はコンビニ店頭での取り扱いがなく、WEBからの購入のみです。
経験上、ほぼ瞬殺となります。
3次販売でチケットを取るのは、おそらくすべての販売方法の中で一番難しいと思います。
特にローソンチケットは無理ですね。
チケットぴあは、ガラケーから接続できる販売サイトであればチャンスあります。
2016年はチケットぴあ+ガラケーで全日本フィギュアの3次販売SS席取れました。
でも、羽生選手が直前で欠場しちゃったけど。

フィギュアスケートの電子チケットと公式チケットトレードシステムの使い方と特徴
フィギュアスケートでは、2016年から本格的に電子チケットを導入しています。
電子チケットとは、従来の紙に印刷したチケットの代わりに、スマートフォンに専用のアプリを導入してチケットとして利用するものです。
2017年までは、紙チケットと電子チケットでは当選確率は変わらないとされていました。
しかし、2017年NHK杯フィギュアの3日間通しチケットは電子チケットのみの取り扱いだったこと、今後は電子チケットが有利になる可能性があることから、スマートフォンを準備しておくことを強くおすすめします。
また、フィギュアスケートのチケットでは、電子チケット導入の翌年2017年から「チケットの公式トレードシステム」を運用しています。
公式トレードシステムとは、都合が悪くなって行けなくなったチケットをトレードする公式のシステムです。
試合を見に行けなくな人がチケットを出品し、チケットを欲しい人が購入できるようになります。
もちろんチケット希望者が多数の場合は抽選となり、2017年はチケット希望者のほうが断然多く、かなりの競争率になりました。
公式トレードシステムは、電子チケットのみの受け取りになります。
スマートフォンを持っていないと、公式トレードシステムに参加することができないため、この点からもスマートフォンを準備しておくことをおすすめします。
さらに、従来の再販売チケット(戻り、放流チケット)が、どうも公式トレードシステムに出品されている気配があります。
公式トレードの購入者抽選作業は毎日実施され、出品枚数が確認できます。
2017年の様子を見ていると、明らかに出品枚数が多い日がありました。
おそらく、何らかの理由で再販売されたチケットが、大量に公式トレードシステムに出品されたと思われます。
スマートフォンを保有して公式トレードシステムを利用できると、チケットを取れる可能性が上がりますので、フィギュアスケートファンはスマートフォンを持たない理由がありません。
まだ持っていない場合は、早めに機種変更して慣れておきましょう。
フィギュアスケートの電子チケット、公式トレードシステムについて詳しくはこちら

フィギュアスケートのチケットの再販売(戻りチケット、放流チケット)について
どの公演でもそうですが、フィギュアスケートのチケットも再販売が結構あります。
いわゆる、戻りチケット、放流チケットと呼ばれるチケットです。
理由は様々ですが、フィギュアスケートの場合はクレジットカード決済限定のチケットが多いため、未入金流れのチケットはほとんどありません。
過去の経験上、フィギュアスケートで発生する再販売チケットは、放流チケットであることがほとんどです。
放流チケットとは、主催者が何らかの理由で抑えていたチケットを再販売することです。
理由は様々で、ツアー確保用だったり、招待客用だったりと色々です。
特徴は、いつ放流されるか分からないということと、超良席が含まれることがある点です。
特に、招待客用のチケットが放流された場合は、スタンド1列目とかアリーナ前方など、1次販売、2次販売で買うのがあほらしくなるくらいの良席もあります。
ただし、ほんとにいつ放流されるかわからないので、ゲリラ放流と呼ばれます。
例えば、2017年に名古屋で開催された「ISUグランプリフィアナル」では、2017年12月1日(金)18:00から、何の予告もなく4次販売=ゲリラ放流が開催されました。
羽生選手の欠場という要素はありましたが、アリーナやSS席などの良席が、普通に先着方式で購入できたというありえない状況です。
当日気づいた人は少なかったのですが、約1時間30分後の19時30分頃には売り切れました。
このように、ゲリラ放流は全く前触れなく実施されます。
つかむのは非常に難しいのですが、タイミングが合うととんでもない良席が簡単に購入できます。
ただし、ほんとにいつ放流されるか分からないので、まめなチケット販売サイトのチェックとフィギュア仲間の横繋がりが必要です。
戻りチケット、放流チケットについては、こちらに詳しく説明していますのでぜひ確認してください。

まとめ:2018年NHK杯フィギュア、全日本フィギュアのチケットを取る、買う方法
羽生選手の人気もあり、プラチナチケットになっているフィギュアスケートのチケット。
今年もチケット争奪戦は激戦が予想されます。
これをすれば必ず取れるという方法はありませんが、確率を上げる方法はあります。
とにかく応募数を増やす
1次販売、2次販売は抽選方式です。
他のチケットでは実施される「プレイガイドの有料会員優先枠」が設置されないため、とにかく応募数を増やすしかありません。
応募数を増やす場合には、
「エポスカード」が有効ですので、持っていない場合は作成しておきましょう。
特に取扱いプレイガイドがチケットぴあ限定の場合は「エポスカード」が必須です。
3次販売はWEBからの購入のみ+枚数が少ないということでかなり厳しいです。
ガラケーがあればもしかしたらってくらいです。
スマートフォンを準備して、公式トレードシステムを利用する
時代の流れから、スマートフォンを利用した電子チケットが有利になる可能性が高くなっています。
また、公式トレードシステムを利用できるのはスマートフォンだけですので、フィギュアスケートファンは必ずスマートフォンを利用できるようになりましょう。
ゲリラ放流をまめにチェックする
1次、2次の抽選販売、3次の先着販売でハズレてしまってもあきらめてはダメです。
場合によってはゲリラ放流で超良席を買えることもあります。
ゲリラ放流はいつあるか分かりませんが、試合直前に大放流があることが多いです。
2018年も過酷な競争となるフィギュアスケートのチケット争奪戦ですが、現地で試合を見ることができるよう頑張りましょう!
- とにかく応募数をできるかぎり増やそう!
- スマートフォンを準備して、公式トレードシステムを利用できるようにしよう!
- ゲリラ放流をまめにチェックしよう!
フィギュアスケート・チケットの取り方については「こちら」に大会別の情報をまとめてあります。
チケットの取り方・裏技はこちら


フィギュアスケート関連初心者です。
全日本フィギュアスケートのチケットを取る際は抽選方式のみですか?
私はローチケの会員で、フィギュアスケートの試合やアイスショーの予定があればメールにて通知をもらえるよう登録してます。
ただ先日、ローチケに問合せしたところ開催される大会によっては通知が届かないので随時、個人でチェックしてもらうしかないと返信が届きました。
ローチケでもクレジットで決済ですか?
チケットはクレジットのみですか?
私は(成人ですが)諸事情からカードは持っていません。
親は持っています。
紙チケット自体はないのでしょうか?
また一人で何枚も応募しても、このフィギュアスケートの大人気では当選する可能性は、かなり低いかと思いますが、もし抽選で当選した場合に応募した枚数分の代金を引き落としされてしまいますよね、それも困るのですが。
どのような形がベストでしょうか?
こんにちは。
2017年の全日本フィギュアはぴあとローチケが取り扱いでした。
今年はローチケの可能性が高いと思いますが不明です。
詳しくはこちらで昨年の様子を参考にしてみてください。
https://kurumicat.com/2018japanfigure
複数当選については、心配しなくても当たりません。
万が一当選したら、友人などに定価譲渡、同時入場でいいと思います。
それが無理なら1口応募にしてください。
あれも、これもと心配しては何もできません。
ある程度の割り切りや費用負担ができない場合は、残念ですがフィギュアのような人気チケット確保はあきらめたほうがいいと思います。
あと、クレジットカードがないと、そもそも応募できないと思います。
チケットの口数を増やして応募したら確率が上がるのはわかります。友達と二人で別々に応募した時、二人とも当選の可能性もあるのでは、と心配しています。
当選した時点でカード決済になりますよね。
教えていただけますか?
コメントありがとうございます。
フィギュアスケートの場合、当選=決済です。
というか、当選発表前にクレカから引き落とし(予約)されます。
ご指摘のとおり重複当選の可能性がありますが、それを考えると1口しか応募できません。
また、心配しなくてもNHKフィギュアのチケットが2重当選とかまずないと思います。